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「観る」

 高徳院(大仏殿)   こうとくいん(だいぶつでん)

 国宝阿弥陀如来坐像(鎌倉大仏)を本尊とする浄土宗の寺。大仏は青銅製で、台座を含め高さ13.35メートル、顔の長さ2.35メートル、目の長さ1メートル、耳の長さ1.9メートル、重量約121トン。東国にも大仏を造ろうとした源頼朝の遺志を受け継ぎ、仕えていた稲多野局が計画したといわれる。暦仁元年(1238)に着工され、6年後に完成した。しかし、最初の大仏は木造であったため台風によって崩れてしまい、その後建長4年(1252)から青銅の大仏が鋳造された。一辺1〜2メートルの鋳型を下から徐徐に接ぎ合わせて造られたが、原型作者も棟梁となっていた鋳物師も明らかになってはいない。このとき一緒に建立された大仏殿は、室町時代、大地震による津波で海に流された。以来、ずっと露座のままである。津波で寺も流され、長く廃寺と化していたが、江戸時代の正徳2年(1712)、増上寺の祐天上人が豪商野島新左衛門の協力を得、寺と大仏を復興し、現在に至る。大仏は体内が空洞になっており、中に入ると頼朝の守り仏や祐天上人像を見学することができる。境内には女流歌人与謝野晶子が詠んだ「鎌倉や御仏(みほとけ)なれど釈迦牟尼(しゃかむに)は美男におわす夏木立かな」の歌碑が立つ。

地図

  • 江ノ電長谷駅 徒歩7分
  • 7時〜17時半(10月〜3月)
    7時〜18時 (4月〜9月)
    体内見学8時15分〜16時15 分

  • 拝観料200円(体内見学20円)

 

 
写真:高徳院(大仏殿)

 

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