このコーナーは鎌倉FMの人気番組「近藤料理長のおすすめメニュー」で紹介されるメニューをお届けするコーナーです。
手軽でおいしいお料理をつくりたい時、毎日のおかずに困った時にご覧ください。

9月のメニュー

 1日(火) 鶏肉の八幡巻き
 2日(水) 蓮根のきんぴら
 3日(木) 焼き鯖の信州蒸し
 4日(金) 海老の黄身煮
 7日(月) 占地茸ご飯
 8日(火) 豆腐とあさりの煮物
 9日(水) ほうれん草と菊の花の和え物
10日(木) 鰯のつみれ汁
11日(金) 蕪菁と蟹の吉野煮
14日(月) さんまの蒲焼き
15日(火) 手作り飛龍頭
16日(水) 生椎茸と占地茸のおろし煮
17日(木) 鯖の味噌煮
18日(金) 鶏と占地茸のホイル焼き
21日(月) 栗南瓜の炒め煮
22日(火) 裏白椎茸とほうれん草の焚き合わせ
23日(水) 水菜と揚げの煮浸し
24日(木) 鯖の竜田揚げ
25日(金) 鯖の船場汁
28日(月) いさきの生姜煮
29日(火) 茄子と厚揚げの味噌煮
30日(水) 梨のサラダ


近藤料理長のプロフィール

1959年京都生まれ。
京都で京料理の店で修行し、86年に鎌倉に会員制ホテルの京料理店料理長として就任。その後独立し「日文」を開店しました。
「日文」では食べた人から喜んでもらえる料理作りを日ごろから心がけ、化学調味料は一切使わず素材を生かした料理を作り続けています。
また京都に京料理があるように鎌倉にも鎌倉料理があってもいいと考え「新鎌倉料理」の創作に意欲を燃やしています。
鎌倉では鎌倉FMの番組「近藤料理長の今日のおすすめメニュー」でみんなに親しまれています。

近藤料理長へのメールはこちらまで
motohito@fsinet.or.jp



  

鶏肉の八幡巻き

 材料[4人前]

・鶏もも肉2枚
・牛蒡細目1本
・鞘隠元12本
・小麦粉適量
・サラダ油大さじ2
・煮汁
 (基本だし1カップ
 酒大さじ4
 砂糖大さじ2
 濃口醤油大さじ3
 味醂大さじ1)


(1)牛蒡は表面をたわしで良くこすって洗い、15cm位の長さに切って、縦よつ割にして酢少々加えた水で柔らかくなるまで茹でる。

(2)(1)を水に晒した後、基本だし、砂糖、薄口醤油で下煮しておく。

(3)鞘隠元は筋を取って、塩少々加えた熱湯で茹でて冷水に取り、水切りする。

(4)鶏肉は厚さをそろえるようにそいで広げ、酒、塩少々振ってからしばらくおいておく。

(5)(1)の牛蒡と(3)の隠元をまとめて、(4)の鶏肉の上におき、端から巻いて楊枝で止める。更に3カ所ほど凧糸でくくっておく。

(6)(5)の表面に小麦粉をはたいてフライパンにサラダ油を熱したところで焼く。

(7)(6)の余分な油を捨てたら、煮汁を調味料と加えて照りよく煮込む。

(8)(7)を適当な大きさに切って盛りつけ、煮汁を少し煮詰めてかける。



  

蓮根のきんぴら

 材料[4人前]

・蓮根200g
・酢少々
・占地茸1パック
・人参1/3本
・鷹の爪1本
・サラダ油大さじ1
・酒大さじ1
・砂糖大さじ2
・醤油大さじ2
・白胡麻少々


(1)蓮根は皮を剥いて薄切りにし、酢水に15分ほど浸してアク抜きする。

(2)占地茸は石付きを取って、小房に分けておく。

(3)鷹の爪は種を取って輪切りにする。

(4)人参は皮を剥いて、千切りにする。

(5)鍋にサラダ油を熱し、鷹の爪を熱してから、蓮根、人参、占地茸を順に入れて強火で炒める。

(6)(5)に酒、砂糖、醤油を順に加え、中火で汁気がなくなるまで煮る。

(7)最後に白胡麻を振る。



  

焼き鯖の信州蒸し

 材料[4人前]

・鯖1匹
・蕎麦40g
・卵白1個分
・万能葱1本
・生姜1片
・海苔1/2枚
・蕎麦だし
 (基本だし1カップ
 淡口醤油小さじ1
 濃口醤油小さじ1
 味醂小さじ1
 塩少々)


(1)鯖は三枚におろして、腹骨、血合い骨等、丁寧に抜いて薄塩をしてしばらく置いておきます。

(2)(1)の鯖の表面をさっと洗って、片身を1/2に切り分け、焼き網でこんがりと焼きます。

(3)葱は小口に刻んでおきます。生姜は皮を剥いておろし生姜とします。

(4)海苔は細く千切りにして刻み海苔とします。

(5)蕎麦は少し固めに茹でて、流水で揉み洗いして水きりします。

(6)卵白を泡立てて、(5)の蕎麦に絡め、器の中央に(2)の鯖を置いた上に被せるようにのせます。

(7)(6)を蒸気の上がった蒸し器で10分位蒸して、別鍋で合わせて煮立てた蕎麦だしを注いで、(3)、(4)を添えていただきます。



  

海老の黄身煮

 材料[4人前]

・車海老8匹
・卵黄2個分
・片栗粉適量
・サラダ油
・海老の煮汁
 (基本だし汁カップ2
 味醂大さじ3
 淡口醤油大さじ2
 塩小さじ1/5)
・高野豆腐2枚
・絹鞘8枚
・木の芽4枚
・高野豆腐の煮汁
 (基本だし汁カップ3
 淡口醤油大さじ2
 味醂大さじ4
 砂糖大さじ1
 塩少々)


(1)高野豆腐はぬるま湯で戻し、水の中で押し洗いをし、水気を絞って二等分する。

(2)(1)の高野豆腐は、煮汁で弱火でじっくりと煮含める。

(3)絹鞘は筋を取って、塩少々加えた熱湯で、色良く茹で素速く冷水に取って冷ます。

(4)海老は尾一節を残して殻を剥き、背側に切り込みを入れて背ワタを取り、腹側から筋切りをして軽くのばす。

(5)(4)の海老に片栗粉をまぶして、溶いた卵黄をたっぷりと付け、150度〜160度に熱したサラダ油で、色づかないように揚げる。

(6)鍋に海老の煮汁を煮立て、(5)の海老を一煮立てし、(2)の高野豆腐と共に器に盛り合わせる。

(7)(3)の絹鞘は高野豆腐の煮汁でさっと煮て暖め、(6)に盛り合わせ、木の芽を天盛りにする。



  

占地茸ご飯

 材料[4人前]

・米3カップ
・占地茸2パック
・揚げ1枚
・菊の花適量
・基本だし3カップ
・酒大さじ3
・味醂大さじ1
・淡口醤油大さじ2
・塩少々


(1)お米は研いでザルにあけ、20分位水きりしておきく。

(2)占地茸は石付を取り小房に分け、鍋に入れて酒大さじ3と塩少々を加えてサット酒煎りしザルにあける。

(3)揚げは細く千切りにしてから熱湯をかけて油抜きし、水気を絞っておく。

(4)炊飯器にお米を仕込んで、(2)、(3)を入れて基本だしと調味料を加えて炊く。

(5)菊の花は、花びらをむしって、酢少々加えた熱湯で茹で、水気を絞り炊きあがった占地茸ご飯の上に散す。



  

豆腐とあさりの煮物

 材料[4人前]

・豆腐1丁
・あさりのむき身150g
・もやし200g
・万能葱10本
・玉子2個
・煮汁
 (基本だし1カップ
 あさりの茹で汁
 1カップ
 淡口醤油小さじ1
 酒大さじ1
 砂糖小さじ1
 塩少々)


(1)豆腐は一口大に切る。もやしは洗って、ひげ根をつんで、熱湯にさっとくぐらす程度に茹でてざるにあける。

(2)万能葱は3cm位の長さに切る。

(3)あさりのむき身は、薄い塩水で洗ってざるにあけて水きりする。

(4)たっぷりめに湯を沸かし、洗ったあさりのむき身をサット茹で、ザルにあける。茹で汁はペーパータオルでこしておく。

(5)煮汁を煮立てて豆腐を入れ、もやしを加えて弱火で煮込む。煮汁が少なくなって豆腐に味がしみたら、(3)のあさりと(2)の葱を加え、一煮立ちさせて最後に溶き玉子を注ぎいれる。



  

ほうれん草と菊の花の和え物

 材料[4人前]

・ほうれん草1束
・食用菊1パック
・塩少々
・酢少々
・甘酢
 (水大さじ4
 米酢大さじ2
 砂糖大さじ1.5)
・お浸し地
 (基本だし大さじ4
 薄口醤油大さじ4
 味醂大さじ2
 土佐酢大さじ3)


(1)ほうれん草は、根元の汚れを良く洗い、たっぷりの湯に塩少々加えた中で根元の方から茹でて、素早く冷水に取って冷まし、しばらく水に晒す。

(2)(1)のほうれん草をそろえて水気を絞り、二番だしに薄口醤油少々加えた出汁に浸しておく。

(3)食用菊の花は、花弁だけを摘み取って、酢少々加えた熱湯で茹でてざるに取り、水に晒してから水気を絞る。

(4)甘酢を合わせて、砂糖が良く溶けたら(3)の菊を浸けておく。

(5)(2)のほうれん草は水気を絞って3〜4cm長さに切りそろえ、(4)の菊と混ぜ合わせる。

(6)お浸しの地を合わせて(5)を和えて器に盛りつける。



  

鰯のつみれ汁

 材料[4人前]

・鰯小250g
・生姜の絞り汁小さじ1
・片栗粉大さじ1
・赤味噌小さじ1
・出汁昆布10cm角1枚
・生椎茸4枚
・小松菜1/2束
・玉葱1/2個
・淡口醤油少々
・塩少々


(1)鰯は鱗を取って、頭と一緒に内蔵も取り、立て塩(3%の塩水)で洗って水気を拭き取る。

(2)(1)の鰯は手開きにして中骨と小骨を取り除く。

(3)(2)の鰯は出刃包丁で叩いてミンチ状にして、すり鉢に取ってよく擦り込む。

(4)鰯が滑らかになったら、片栗粉、赤味噌、生姜汁を加えて更にすり混ぜる。

(5)生椎茸は軸を取り、短冊に切る。

(6)小松菜は洗ってから3cm位の長さに切る。

(7)玉葱は、皮を剥いて薄切りにする。

(8)鍋に水5カップと昆布を入れて火にかけ、沸騰寸前に昆布は引き上げる。

(9)(4)のつみれ生地を左手に取り、人差指と親指で丸くした間から絞りだしながら右手で濡らしたスプーンですくい取り、沸騰した出汁の中に落としていく。

(10)アクをすくって、つみれに火が通るまで煮て、塩、淡口醤油で味を調える。

(11)(10)に(5)、(6)、(7)を入れ、もう一度調味して椀盛りする。



  

蕪菁と蟹の吉野煮

 材料[4人前]

・蕪菁4個
・蟹身80g
・鞘隠元適量
・塩少々
・片栗粉適量
・煮汁
 (基本だし3カップ
 砂糖大さじ1
 味醂大さじ1
 酒大さじ3
 淡口醤油大さじ1)


(1)蟹の身は筋を取ってほぐしておく。

(2)蕪菁は厚めに皮を剥き、櫛型に切る。

(3)鞘隠元は、塩少々入れた熱湯で湯掻いて冷水に取り、2cm位の長さに切る。

(4)鍋に(2)の蕪菁を入れ、煮汁の基本だしを加え火にかける。煮立ったら、アクをすくい取り、弱火で柔らかくなるまで煮る。

(5)(4)の蕪菁が柔らかくなったら、調味料を加え味を整える。そこへ(1)の蟹身を加え、水溶きの片栗粉でとろみをつけ、(3)の隠元を散らす。



  

さんまの蒲焼き

 材料[4人前]

・さんま4匹
・サラダ油大さじ1
・粉山椒適量
・タレ
 (酒大さじ1
 味醂大さじ1
 砂糖大さじ2
 濃口醤油大さじ3)


(1)さんまは包丁で鱗を取り、頭を落として内臓を出して水洗いする。

(2)(1)のさんまを大名おろしにして、腹骨をすき取って半分に切る。

(3)フライパンにサラダ油を熱して、(2)のさんまを身を下にして中火で焼き、裏返して両面を良く焼く。

(4)(3)の余分な油を捨てて、タレの調味料を合わせてフライパンに加え、フライパンを揺すりながら照りよく煮詰める。

(5)(4)を器に盛りつけて、粉山椒を振ってすすめる。



  

手作り飛龍頭

 材料[4人前]

・木綿豆腐2丁
・大和芋80g
・卵白1個分
・塩小さじ1/2
・片栗粉大さじ1
・小麦粉大さじ1
・人参1/3本
・木耳10枚
・銀杏12粒
・サラダ油
・練り芥子適量
・醤油少々


(1)豆腐は布巾に包んで重石をし、しっかりと水切りする。

(2)木耳は水で戻して石づきを取り千切りにする。

(3)人参は皮を剥いて千切りにする。

(4)(2)、(3)はそれぞれ下茹でして水切りしておく。

(5)すり鉢で(1)の豆腐をすりつぶし、つなぎにおろした大和芋と調味料を加え、良く混ぜ合わせる。

(6)(5)に(4)の材料も加えて良く混ぜ合わせ、全体を12等分にする。

(7)(6)を手で丸く形を整えて真ん中に銀杏を埋め込んで、170度に熱したサラダ油で揚げる。

(8)揚げたてを芥子醤油でいただく。



  

生椎茸と占地茸のおろし煮

 材料[4人前]

・生椎茸12個
・占地茸2パック
・大根おろし1カップ分
・柚子
・煮汁
 (酒大さじ1
 味醂少々
 薄口醤油大さじ2)


(1)占地茸は石づきを取り、大きめの房にさばいておく。

(2)生椎茸は軸を取って表面を拭いて半分に切る。軸は石づきを取って縦にさばいておく。

(3)大根おろしは軽く水切りしておく。

(4)鍋に煮汁を煮たてて、(1)、(2)を加えてさっと煮て、(3)の大根おろしを加えて一混ぜして火を止める。

(5)(4)を器に盛りつけたら柚子を振る。



  

鯖の味噌煮

 材料[4人前]

・鯖1匹
・生姜1片
・長葱1本
・煮汁
 (水1カップ
 酒1カップ
 砂糖大さじ2
 濃口醤油大さじ1
 味醂大さじ1
 赤味噌大さじ5)  


(1)鯖は三枚におろして骨を丁寧に抜き、塩少々振って10分位おいておく。

(2)(1)の鯖は表面の塩を洗い流して、水気を拭いて片身を1/2に包丁して、皮目に包丁で切り目を入れておく。

(3)生姜は皮ごと千切りにする。

(4)長葱は焼いて焼き葱とし、3cm長さに切っておく。

(5)鍋に熱湯を沸かし、(2)の鯖をくぐらせ、素早く冷水に取って水切りする。

(6)鍋に煮汁の味噌以外の調味料を煮たて、(5)の鯖を重ならないように並べ入れ、(3)の生姜を散らす。

(7)沸騰したら中火にして落とし蓋をし、鯖に火が通ったら味噌を溶き入れる。

(8)味噌を入れたら弱火にしてしばらく煮、最後に(4)の焼き葱を加えて器に盛りつける。



  

鶏と占地茸のホイル焼き

 材料[4人前]

・鶏もも肉1枚
・占地茸1パック
・グリーンアスパラ4本
・塩
・胡椒少々
・酒大さじ3
・濃口醤油大さじ2
・サラダ油少々
・バター適量


(1)鶏肉は火の通りが良いように小さめのそぎ切りにしておく。

(2)(1)の鶏肉に酒大さじ2、濃口醤油大さじ2を振りかけてしばらくおき、下味をつけておく。

(3)占地茸は石づきを取り、大きめの房にさばいて、酒大さじ1を振りかけておく。

(4)グリーンアスパラは塩少々加えた熱湯で固ゆでにする。

(5)アルミホイルを四角く切り、サラダ油を薄く塗り、(2)の鶏肉、(3)の占地茸、(4)のアスパラを入れて軽く塩、胡椒してゆったりと包む。

(6)(5)をオーブンで焼き、上がりに少量バターを落としてすすめる。



  

栗南瓜の炒め煮

 材料[4人前]

・栗南瓜小1個
・サラダ油大さじ3
・鞘隠元40g
・煮汁
 (基本だし3カップ
 砂糖大さじ3
 味醂大さじ3
 薄口醤油大さじ4)


(1)南瓜は縦二つ割りにして、スプーンで種を取り除き、3cm角に切り、皮を剥いて面取りしておく。

(2)鍋にサラダ油を熱して、(1)の南瓜を入れて炒め、全体に油が回ったら煮汁の基本だしを加え、煮立ったら弱火にしてあくをすくい取る。

(3)(2)に砂糖、味醂を加えて落としぶたをして、中火で10分位にて醤油を加え、更に弱火で南瓜が柔らかくなるまでことことと煮る。

(4)鞘隠元は筋を取って半分に包丁して、塩少々加えた熱湯で茹でて冷水に取り、(3)の煮汁で温めて、南瓜と一緒に盛りつける。



  

裏白椎茸とほうれん草の焚き合わせ

 材料[4人前]

・生椎茸12個
・すり身200g
・ほうれん草1/2束
・卵白1個分
・酒大さじ1
・片栗粉小さじ2
・塩少々
・サラダ油
・煮汁
 (基本だし1カップ
 砂糖大さじ2
 味醂大さじ1
 薄口醤油大さじ2
 塩少々)


(1)生椎茸は軸を取り、表面を拭いてから、裏側に片栗粉を振る。

(2)すり鉢ですり身に酒、片栗粉、塩少々加えて良く摺り合わせる。

(3)(1)の椎茸の裏側に(2)のすり身を小高く塗りつけ、170度に熱したサラダ油で揚げる。

(4)ほうれん草は根元を良く洗って、塩少々加えた熱湯で根元のほうから茹で、冷水に取ってからしばらく水に晒す。

(5)(4)のほうれん草は水気を絞って4cm位のざく切りにしておく。

(6)鍋に煮汁を合わせて煮たてたら、(3)の椎茸を入れてさっと煮、(5)のほうれん草を加えて一煮立ちしたら火を止めて器に盛りつける。



  

水菜と揚げの煮浸し

 材料[4人前]

・水菜1束(200g位)
・揚げ2枚
・鷹の爪1本
・煮汁
 (基本だし2カップ
 砂糖大さじ1/2
 味醂小さじ1/2
 薄口醤油小さじ2
 塩小さじ1)


(1)水菜は根元を良く洗い、軸の部分と葉の部分に分け、3〜4cm長さに切る。

(2)揚げは細く千切りにして、熱湯をかけて油ぬきして水気を絞っておく。

(3)鷹の爪は種を抜いておく。

(4)鍋に煮汁を煮たて、(3)の鷹の爪を加え、(2)の揚げを煮て、次に(1)の水菜の軸の部分、最後に葉の部分を加えてさっと煮、そのまま鍋ごと冷水につけて冷ます。



  

鯖の竜田揚げ

 材料[4人前]

・鯖1匹
・片栗粉
・サラダ油
・レモン1個
・大根おろし1カップ分
・下味調味料
 (濃口醤油大さじ3
 酒大さじ1
 生姜の絞り汁
 大さじ1/2)


(1)鯖は三枚に卸して、腹骨、血合い骨を取り除き、皮を下にして尾の方に向かって2cm位の厚さのそぎ切りにする。

(2)下味調味料を(1)の鯖の切り身にまぶして15分位おいて味をなじませる。

(3)(2)の鯖の水気を良くふき取ったら、全体に片栗粉をまぶして170度位に熱したサラダ油でからっと揚げる。

(4)(3)の揚げたてを大根おろしを添え、レモンを絞っていただく。

  

鯖の船場汁

 材料[4人前]

・鯖のあら1匹分
・塩
・だし昆布10cm角
・大根1/4本
・分葱1本
・生姜の絞り汁
・占地茸1パック  


(1)鯖のあらはお椀に入るくらいの位の大きさに叩いて、塩を強めにまぶして15分位おいておく。

(2)大根は皮を剥いて、厚めの短冊切りにしておく。

(3)分葱は斜めに笹切りにしておく。

(4)(1)のあらに熱湯を回しかけ、素早く冷水に取って汚れを取る。

(5)(4)のあらの水気を切って鍋に入れ、水5カップとだし昆布、(2)の大根を入れて火にかける。沸騰寸前に昆布を引き上げて、弱火であくを良く取りながら味がでるまで煮込む。

(6)味見をして、最後に薄口醤油を加えて調味し、(3)の葱を加え、生姜の絞り汁も加えて仕上げる。



  

いさきの生姜煮

 材料[4人前]

・いさき4匹
・生姜2片
・若布100g
・牛蒡1本
・煮汁
 (酒1カップ
 濃い口醤油1/3カップ
 味醂1/3カップ
 砂糖小さじ1)


(1)いさきは鱗、鰓、腸を取って水洗いし、大きい物は2つに切り、小さい物は身の厚い部分に切り目を入れる。

(2)生姜は皮を剥き、すり下ろして絞り汁を取る。皮は、煮汁にいれる。

(3)若布はもどしてざく切りにする。

(4)牛蒡はたわしで良く洗って5cm長さに切りそろえ、四つ割りにする。

(5)(4)の牛蒡は水から一度下茹でしておく。

(6)たっぷりめに熱湯を沸かし、(1)のいさきをさっとくぐらして冷水に取り、きれいに洗う。

(7)広口の鍋に煮汁を沸かし、(2)の生姜の皮、(4)の牛蒡を入れ、(6)のいさきを重ならないように入れて、落としぶたをして煮る。

(8)いさきに火が通ったら、器に盛り、生姜の皮を取り出して、強火で若布をさっと煮て、若布、牛蒡を盛り添えて、残った煮汁に生姜の絞り汁を加え、魚にかける。



  

茄子と厚揚げの味噌煮

 材料[4人前]

・茄子4個
・厚揚げ2枚
・ピーマン3個
・生姜1片
・塩
・煮汁
 (基本だし1.5カップ
 薄口醤油大さじ1
 砂糖大さじ2
 酒大さじ2
 田舎味噌大さじ3)


(1)茄子は大きめの乱切りにして薄い塩水に浸けて灰汁抜きする。

(2)厚揚げは熱湯で茹でて油ぬきし、一口大に切る。

(3)ピーマンは縦半分に切り、種を取って一口大に切る。

(4)生姜は皮を剥いて、千切りにする。

(5)鍋に調味料を煮立てて、(1)〜(4)を入れて強火で煮る。

(6)味が十分に含んだら、味噌を溶き入れて仕上げる。



  

梨のサラダ

 材料[4人前]

・梨2個
・胡瓜1本
・キャベツ1/4個
・塩
・酢
・マヨネーズ大さじ6
・当たり胡麻大さじ1
・砂糖少々


(1)梨は皮を剥き、種を除いて銀杏切りにし、酢少々加えた水に晒す。

(2)胡瓜は塩をふって板刷りし、小口から薄く切り、酢少々振っておく。

(3)キャベツは一枚ずつはがして、塩少々加えた熱湯でさっと茹でて、冷水に取る。

(4)(3)のキャベツは、水気を絞ってざくきりにする。

(5)マヨネーズに当たり胡麻、砂糖少々を加え、(1)、(2)、(4)をあえて器に盛る。