このコーナーは鎌倉FMの人気番組「近藤料理長のおすすめメニュー」で紹介されるメニューをお届けするコーナーです。
手軽でおいしいお料理をつくりたい時、毎日のおかずに困った時にご覧ください。

9月のメニュー

 1日(水) 南瓜ごはん
 2日(木) さんまと玉 葱のさっぱり煮

 3日(金)

じゃが芋と鶏笹身のはさみ揚げ
 6日(月) 烏賊と胡瓜の炒めもの
 7日(火) 茄子と厚揚げの味噌煮
 8日(水) 五目野菜炒め卵焼きのせ
 9日(木) ほうれん草と菊の花の和え物
 10日(金) さんまの茗荷味噌焼き
 13日(月) 蕪菁のいんろう煮
 14日(火) 鶏肉とくずきりの炒め煮
 15日(水) 漬けものちらし
 16日(木) 鯖の香味炒め
 17日(金) 揚げ鶏のねぎソース
 20日(月) さんまの生姜焼き
 21日(火) じゃが芋と豚肉のかき揚げ
 22日(水) 占地茸ご飯
 23日(木) 南瓜の中華風そぼろ餡
 24日(金) かじきの辛み焼き
 27日(月) 牛肉とにらの炒めもの
 28日(火) 鯖缶のしそ揚げ
 29日(水) 里芋とさつま揚げの煮もの
 30日(木) 鶏笹身とほうれん草のミニ春巻き


近藤料理長のプロフィール

1959年京都生まれ。
京都で京料理の店で修行し、86年に鎌倉に会員制ホテルの京料理店料理長として就任。その後独立し「日文」を開店しました。
「日文」では食べた人から喜んでもらえる料理作りを日ごろから心がけ、化学調味料は一切使わず素材を生かした料理を作り続けています。
また京都に京料理があるように鎌倉にも鎌倉料理があってもいいと考え「新鎌倉料理」の創作に意欲を燃やしています。
鎌倉では鎌倉FMの番組「近藤料理長の今日のおすすめメニュー」でみんなに親しまれています。

近藤料理長へのメールはこちらまで
motohito@fsinet.or.jp



  

南瓜ごはん

 材料[4人前]

・ 米3カップ250g
・南瓜(正味)200g
・枝豆(正味)50g30g
・酒大さじ2
・塩小さじ1
 
 


(1)米は洗って炊飯器に入れ、普通に水加減をして30分おく。

(2)南瓜は1.5cm角に切る。

(3)枝豆はゆでてさやからとり出す。

(4)(1)に酒、塩を加えてよく混ぜ、普通に炊き始める。

(5)蒸気が上がったところでふたを開け、手早く南瓜を散らし入れ、ふたをして炊き上げ、枝豆を入れて10分蒸らす

(6)全体を軽く混ぜ合わせて、器に盛る。



  

さんまと玉葱のさっぱり煮

 材料[4人前]

・さんま4尾
・玉葱1個
・人参70g
・酢1/2カップ
・酒1/2カップ
・濃口醤油大さじ2


(1)さんまはウロコを包丁でこそげとり、頭と尾を切り落とし、腹ワタを除いて洗う。水気をふきとり、4つにぶつ切りにする。

(2)玉葱は縦半分に切り、繊維に直角に1cm幅に切る。

(3)人参は5cm長さのせん切りにする。

(4)鍋にさんまを並べ、玉葱、人参を全体に散らして酢をふりかけ、落としぶたをして中火で煮る。

(5)さんまに火が通ったら落としぶたで押さえて酢を捨てる。

(6)(5)に酒、醤油を加え、落としぶた、鍋ぶたもして弱めの中火で約10分煮る。途中、1〜2度鍋返しをする。



  

じゃが芋と鶏笹身のはさみ揚げ

 材料[4人前]

・じゃが芋3個
・鶏笹身150g
・春菊1株
・海苔1枚
・塩少々
・サラダ油
・小麦粉
・衣
(卵1個
 冷水1/3カップ
 小麦粉1/2カップ)
・カレー塩
(カレー粉小さじ1
 塩小さじ1/3)


(1)じゃが芋は皮をむいて5mm厚さに切り、水で洗ったのち水気をふく。

(2)鶏笹身は筋を除き薄くそぎ切りにし、塩少々をふる。

(3)春菊は葉を摘み、海苔はもみほぐす。

(4)耐熱容器にカレー粉と塩を入れ、電子レンジ強に1分30秒かけ、さらっとさせる。

(5)(1)のじゃが芋を同じぐらいの大きさのものを2枚1組にし、片面に小麦粉をふり笹身をはさむ。

(6)卵を溶きほぐして冷水と合わせ、小麦粉と混ぜて衣にする。

(7)揚げ油を160〜170℃に熱し、春菊の裏側に衣をつけてパリッと揚げる。

(8)残った衣にはもみ海苔を入れ、(5)につけて同温の油に入れ、竹串で突きながら揚げる。
(10)器に盛り、カレー塩を添える。

 



  

烏賊と胡瓜の炒めもの

 材料[4人前]

・烏賊(胴、正味)300g
・胡瓜1本
・黄ピーマン1個
・木くらげ5g
・くこの実大さじ2
・長葱1/2本
・生姜1片
・サラダ油大さじ1
・ごま油大さじ1/2
・烏賊下味調味料
(塩小さじ1/5
 胡椒少々
 酒大さじ1/2
 片栗粉大さじ3)
・合わせ調味料
(スープ大さじ3
 酒大さじ1
 砂糖小さじ1
 塩小さじ2/3
 片栗粉小さじ1)


(1)烏賊は皮をむいて開き、裏側に横に細かく切り目を入れ、縦に3〜4cm幅に切り一口大に切る。

(2)(1)に塩、胡椒、酒をまぶして下味をつけ、片栗粉をからめ、熱湯にさっとくぐらせて火を通す。

(3)胡瓜は塩をまぶして板ずりし縦半分に割り、小口から斜めに切り目を入れながら一口大に切る。

(4)黄ピーマンは縦4つ割りにして種を除き、同様に切り目を入れて一口大に切る。

(5)木くらげはもどして一口大に切り、くこの実は熱湯をかけておく。

(6) 長葱、生姜はみじん切りにする。

(7) 合わせ調味料を混ぜておく。
(8) 中華鍋にサラダ油を熱し、長葱、生姜を香りよく炒める。
(9)(8)に(2)〜(5)を加えて強火で炒め、烏賊、合わせ調味料を入れて手早く混ぜ、ごま油を鍋肌から加える。 茄子と厚揚げの味噌煮

 



  

茄子と厚揚げの味噌煮

 材料[4人前]

・茄子4本
・厚揚げ2枚
・青唐8本
・生姜1片
・サラダ油
・煮汁
(基本だし2カップ
 酒大さじ2
 薄口醤油大さじ1   砂糖大さじ2     味噌大さじ3)


(1)茄子はへたを取って、大きめの乱切りにして、薄い塩水につけて後水切りしておく。

(2)厚揚げは熱湯をかけて油ぬきして、一口大に切っておく。

(3)(1)の茄子と青唐は、180度に熱したサラダ油でさっと揚げて、熱湯をかけて油ぬきしておく。

(4)生姜は皮を剥いて千切りにしておく。

(5)鍋に煮汁の基本だしを煮たて、味噌以外の調味料を入れ、(2)の厚揚げ、(3)の茄子と青唐を入れて10分位煮る。

(6)(5)に(4)の生姜の1/3を加えて煮て、味が含んだら味噌を溶き入れる。

(7)器に煮汁ごと盛りつけたら、残りの生姜を天盛りにして仕上げる。



  

五目野菜炒め卵焼きのせ

 材料[4人前]

・豚薄切り肉100g
・にら1束
・もやし1袋
・人参3cm
・木くらげ4枚
・卵4個
・塩
・胡椒少々
・サラダ油
・豚肉下味調味料
(塩少々
 酒大さじ1
 片栗粉大さじ1
 サラダ油大さじ1)
・合わせ調味料
(マスタード・マイルド 大さじ11/2
 酢
 醤油
 酒各大さじ1
 片栗粉各小さじ1)


(1)にらは3〜4cm長さに切り、もやしは洗ってひげ根を除く。

(2)人参はせん切りにし、もどした木くらげも石づきをとってせん切りにする。

(3)豚肉は細切りにして下味調味料をもみ込み、油をまぶしておく。

(4)合わせ調味料をよく混ぜておく。

(5)中華鍋に油大さじ2を熱し、(3)を強火でほぐしながら炒める。

(6)(5)の牛肉の色が変わったら人参、にら、もやし、木くらげを順に加えてさっと炒め、合わせ調味料を加えて手早く味をからめ、器に盛る。

(7)卵は溶きほぐして塩、胡椒を混ぜる。

(8)中華鍋をきれいにして油大さじ2を熱し、(7)を流し入れ、大きくかき混ぜながら焼いて半熟状の炒り卵を作り、(6)にのせる。



  

ほうれん草と菊の花の和え物

 材料[4人前]

・ほうれん草1束
・食用菊1パック
・塩少々
・酢少々
・甘酢
(水大さじ4
 米酢大さじ2
 砂糖大さじ1.5)
・お浸し地
(基本だし大さじ4
 薄口醤油大さじ4
 味醂大さじ2
 土佐酢大さじ3)


(1)ほうれん草は、根元の汚れを良く洗い、たっぷりの湯に塩少々加えた中で根元の方から茹でて、素早く冷水に取って冷まし、しばらく水に晒す。

(2)(1)のほうれん草をそろえて水気を絞り、二番だしに薄口醤油少々加えた出汁に浸しておく。

(3)食用菊の花は、花弁だけを摘み取って、酢少々加えた熱湯で茹でてざるに取り、水に晒してから水気を絞る。

(4)甘酢を合わせて、砂糖が良く溶けたら(3)の菊を浸けておく。

(5)(2)のほうれん草は水気を絞って3〜4cm長さに切りそろえ、(4)の菊と混ぜ合わせる。

(6)お浸しの地を合わせてDを和えて器に盛りつける。



  

さんまの茗荷味噌焼き

 材料[4人前]

・さんま4尾
・胡瓜1本
・塩
・茗荷味噌
(茗荷3個
 味噌大さじ3
 砂糖大さじ1
 味醂大さじ1)


(1)さんまは包丁で軽くこそげてウロコをとり、手早く洗って水気をきり、頭と尾を切り落として2つに切り、ごく薄く塩をふる。

(2)熱したグリルに(1)を入れて、裏になるほうから4〜5分焼き、こんがりと焼き色がついたら返し、火が通るまで約4分焼きます。

(3)ボールに味噌、砂糖、味醂を入れて混ぜ、茗荷を薄切りにして混ぜます。

(4)(2)のさんまの上に(3)を平らにのせ、さらに2〜3分焼いて香ばしい焼き色をつけます。

(5)胡瓜は塩をふって板ずりし、5cm長さに切り、切りちがい胡瓜を作ります。

(6)器にさんまを盛り、胡瓜を前盛りにする。




  

蕪菁のいんろう煮

 材料[4人前]

・蕪菁8個
・鶏挽肉150g
・人参1/4本
・干し椎茸2枚
・玉子1個
・煮汁
(水2カップ
 固形スープ1個
 酒大さじ1
 淡口醤油小さじ1
 味醂小さじ1
 塩小さじ1/2)


(1)蕪菁は茎を2cm位残して切り、皮をむく。上を1cm位切り落し、蓋にする。

(2)(1)の蕪菁は竹串が通る位まで茹でる。

(3)人参、戻した椎茸は微塵切りにする。

(4)鶏の挽肉の全体量の1/3を熱湯に入れてボイルし、ザルにあけて水きりする。

(5)残りの挽肉と(4)を合わせ、玉子、塩少々を加えてよく混ぜ、(3)も加える。

(6)(2)の蕪菁はスプーンで中をくりぬき、(5)を詰める。

(7)煮汁を煮立てて(6)を煮込み、湯掻いた蕪菁の葉、蓋の部分も加えて更に煮る。

(8)柔らかく煮あがったら、器に盛り、煮汁に水溶きの片栗粉でとろみをつけ、たっぷりめにかける。



  

鶏肉とくずきりの炒め煮

 材料[4人前]

・鶏もも肉200g
・くずきり90g
・ゆで竹の子50g
・干し椎茸4枚
・絹さや50g
・にんにく1片
・赤唐辛子1本
・サラダ油
・鶏肉下味調味料
(紹興酒または酒小さじ1
 濃口醤油小さじ1
 砂糖小さじ1
 塩少々)
・煮汁
(椎茸のもどし汁1カップ
 湯1.5カップ
 鶏ガラスープの素小さじ1
 濃口醤油大さじ1
 砂糖大さじ1
 塩
 胡椒)
・辛子酢
(酢大さじ2
 練り辛子小さじ1)


(1)鶏もも肉は縦半分に切り、繊維を切るように1cm幅の細切りにし、下味調味料をふってもみ込む。

(2)竹の子は縦に細切りにし、椎茸はもどして細切りにし、絹さやは筋をとって細切りにする。

(3)にんにくはせん切りにし、赤唐辛子は種を除きます。

(4)油ならしをした中華鍋に油大さじ1を入れ、鶏肉を炒めて色が変わったらとり出する。
(5)(4)の鍋に油大さじ1を足してにんにくと赤唐辛子を炒め、竹の子、椎茸を加えて軽く炒める。

(6)(5)に椎茸のもどし汁、湯、スープの素を加え、煮立ったらくずきりを入れてふたをし、途中、鍋返しをしながら約10分煮る。
(7) くずきりに火が通ったら、鶏肉を戻し入れ、醤油、砂糖、塩、胡椒で調味し、絹さやを加え、汁気がなくなるまで混ぜながら味をからめる。
(8) 器に盛って辛子酢の半量をかけ、食べるときに各自好みで辛子酢をふる。



  

漬けものちらし

 材料[4人前]

・米3カップ
・寿司酢
(米酢1/3カップ
 味醂小さじ1
 砂糖大さじ2
 塩小さじ1)
・柴漬け100g
・沢庵30g
・生姜の酢漬け20g
・しらす干し30g
・白胡麻大さじ2
・大葉紫蘇4枚


(1)寿司酢の調味料を合わせ、砂糖が溶ける程度に火にかけて寿司酢を作ります。

(2)ご飯を少し堅めに炊いて、(1)の寿司酢と合わせて寿司ご飯を作ります。

(3)柴漬けは細かく刻みます。

(4)沢庵は細く千きりにして、ざるに入れて少し水にさらしてから水気を絞ります。

(5)しらす干しは熱湯をかけて後、水切りします。
(6)大葉紫蘇は千切りにして水洗いし、水気を絞っておきます。
(7) 白胡麻は香りよく煎り胡麻にします。
(8) 寿司飯に(3)、(4)、(5)、(7)を混ぜて器に盛り付けたら上から(6)を散らします。



  

鯖の香味炒め

 材料[4人前]

・鯖(三枚におろしたもの)1/2尾分
・生姜1片
・片栗粉
・サラダ油
・ごま油
・鯖下味調味料
(醤油大さじ1
 酒大さじ1
 粉山椒小さじ1)
・たれ
(酒大さじ2
 醤油大さじ2
 酢大さじ1.5
 砂糖大さじ1.5)
・つけ合わせ
(もやし1袋
 にら1/2束
 塩
 胡椒
 ごま油少々)

(1)鯖は2〜3cm厚さのそぎ切りにし、下味調味料をふりかけておく。

(2)生姜はみじん切りにする。

(3)たれの材料を混ぜる。

(4)フライパンに油大さじ2を熱し、(1)の鯖に薄く片栗粉をまぶして並べ入れ、両面を香ばしく焼き、中まで火を通してとり出す。

(5)フライパンをペーパータオルでふき、ごま油大さじ1を熱して生姜を炒め、香りが出たらたれを加え、(4)の鯖を戻し入れて味をからめる。

(6)にらは4cm長さに切り、もやしと一緒に熱湯でさっとゆで、水気をよくきり、塩、胡椒、ごま油であえる。

(7)器に(6)を敷き、(5)の鯖を盛ります。

 



  

揚げ鶏の葱ソース

 材料[4人前]

・鶏もも肉2枚
・サラダ油
・卵1個
・片栗粉適量
・ 鶏肉下味調味料
(酒大さじ2
 塩小さじ2/3
 胡椒少々
 ごま油大さじ1
 生姜汁大さじ1/2)
・葱ソース
(長葱1本
 酒大さじ2
 酢大さじ2
 濃口醤油大さじ4
 砂糖大さじ1)


(1)鶏肉は皮目をフォークでプツプツ刺し、身のほうは肉の繊維に沿って切り目を入れ、下味調味料をからめて30分ほどおく。

(2)(1)の鶏肉の汁気をふきとり、溶き卵をつけて片栗粉を薄くまぶす。

(3)揚げ油を中温に熱し、(2)を入れて気長に火を通し、表面がカリッと色づくまで揚げる。

(4)葱ソースの長葱はみじん切りにし、調味料を加えてよく混ぜる。

(5)(3)の肉を食べやすく切って器に盛り、食べる直前に葱ソースをかける。



  

さんまの生姜焼き

 材料[4人前]

・さんま4尾
・生姜1片
・蓮根50g
・鷹の爪1本
・酢
・たれ
(酒大さじ1
 味醂大さじ1
 濃口醤油大さじ2)
・甘酢
(酢大さじ2
 だし汁大さじ1.5
 砂糖大さじ1
 塩少々)


(1)さんまは頭を切り落として腹ワタを抜き出し、尾を切り落として長さを半分に切る。

(2)生姜はせん切りにする。

(3)たれの調味料を合わせ、さんまを浸して生姜をふりかけ、ときどき返しながら10分おく。

(4)蓮根は皮をむき、薄切りにして薄い酢水にさらす。

(5) 酢少々を加えた熱湯でさっとゆで、鷹の爪の小口切りとともに甘酢に漬ける。

(6)(3)の汁気をきり、グリルでこんがり焼く。途中で焦げてきたら、アルミ箔をかぶせて焼き、中まで火を通す。

(7)(6)を器に盛り、甘酢蓮根を添える。

 

 



  

じゃが芋と豚肉のかき揚げ

 材料[4人前]

・じゃが芋2個
・豚薄切り肉200g
・長葱1本
・すだち・レモンなど適量
・ 大根おろし適量
・塩
・胡椒少々
・醤油
・サラダ油
・衣
(卵1個
 酒大さじ3
 小麦粉1カップ)


(1)じゃが芋は皮をむき、1〜2cm角の薄切りにし、薄い塩水にさらしてアク抜きし、ザルに上げて水気をよくきる。

(2)豚肉はじゃが芋と同じくらいの大きさに切り、塩、胡椒をふる。

(3)長葱は小口切りにする。

(4)ボールに(1)〜(3)を入れ、小麦粉をふり入れ全体よくまぶしつけ、溶いた卵と酒を加えてやっとまとまる程度に混ぜる。

(5)揚げ油を中温に熱し、(4)をスプーンにとって落とし入れ、浮き上がったらときどき上下を返してカラッと揚げる。

(6)(5)を器に盛り、すだち、大根おろし、醤油を添える。



  

占地茸ご飯

 材料[4人前]

・米3カップ
・占地茸2パック
・揚げ1枚
・菊の花適量
・基本だし3カップ
・酒大さじ3
・味醂大さじ1
・淡口醤油大さじ2
・塩少々


(1)お米は研いでザルにあけ、20分位水きりしておきく。

(2)占地茸は石付を取り小房に分け、鍋に入れて酒大さじ3と塩少々を加えてサット酒煎りしザルにある。

(3)揚げは細く千切りにしてから熱湯をかけて油抜きし、水気を絞っておく。

(4)炊飯器にお米を仕組んで、(2)、(3)を入れて基本だしと調味料を加えて炊くす。

(5)菊の花は、花びらをむしって、酢少々加えた熱湯で茹で、水気を絞り炊きあがった占地茸ご飯の上に散す。



  

南瓜の中華風そぼろ餡

 材料[4人前]

・南瓜400g
・豚挽肉150g
・長葱10cm
・にんにく1片
・生姜1片
・豆板醤小さじ1/2〜1
・サラダ油
・合わせ調味料
(濃口醤油小さじ2
 酒小さじ2
 砂糖小さじ2
 酢小さじ1
 水1/2カップ
 スープの素1個
 片栗粉大さじ1/2)


(1)南瓜は種をスプーンでこそげとり、1cm厚さのいちょう切りにする。

(2)長葱、にんにく、しょうはみじん切りにする。

(3)合わせ調味料の材料と(2)をよく混ぜておく。

(4)中華鍋に揚げ油を中温に熱し、(1)の南瓜を入れて揚げ、火が通ったら油をよくきる。

(5)鍋の油をあけ、鍋に残った油で豆板醤を炒め、香りが出たら豚挽肉を加えて炒める。
(6)(4)の肉がパラパラになったら(3)、(4)を加え、南瓜をくずさないように混ぜながら2〜3分煮る。



  

かじきの辛み焼き

 材料[4人前]

・かじき4切れ
・しし唐1パック
・塩
・油
・かじき下味調味料
(酒大さじ1
 醤油大さじ1
 生姜汁小さじ1/2)
・たれ
(豆板醤小さじ1
 砂糖大さじ1/2
 酒大さじ1
 味醂大さじ1
 醤油大さじ1)


(1)かじきは下味調味料ふり、20分ほどおく。

(2)しし唐は焼いたときにパンクしないように、縦に小さい切り目を入れる。

(3)たれの材料をよく混ぜておく。

(4)フライパンに油大さじ1を熱し、しし唐をさっと炒め、とり出して軽く塩をふる。

(5)(4)のフライパンに油少々を足し、かじきの汁気をきって並べ入れ、両面を香ばしく焼いて中まで火を通し、たれを加えて焼きからめる。
(6)器にかじきを盛り、しし唐を添える。



  

牛肉とにらの炒めもの

 材料[4人前]

・牛肉 (切り落とし)200g
・にら2束
・セロリ1本
・生姜1片
・長葱10cm
・サラダ油
・ 牛肉下味調味料
(紹興酒または酒小さじ1
 濃口醤油大さじ1/2
 片栗粉小さじ1
 サラダ油大さじ1)
・合わせ調味料
(紹興酒または酒大さじ1/2
 濃口醤油大さじ1
 砂糖小さじ1/2
 塩
 胡椒少々)


(1)牛肉は下味調味料をもみ込み、ほぐしやすくするためにサラダ油をまぶす。

(2)セロリは筋をとって小口から薄切りにする。

(3)にらは5cm長さに切る。

(4)生姜と長葱はみじん切りにする。

(5)中華鍋に油大さじ1を熱して生姜のみじん切りを炒め、香りが出たら(1)の牛肉を加え、ほぐしてから強火で炒める。

(6)牛肉の色が変わったらセロリ、にらを順に加え、歯ざわりが残るようにさっと炒め、酒、醤油、砂糖、塩で調味する。

(7)仕上げに胡椒をやや多めにふり、長葱のみじん切りを混ぜて火を止める。

  

鯖缶のしそ揚げ

 材料[4人前]

・鯖水煮1缶(220g)
・木綿豆腐1/2丁
・生椎茸2枚
・生姜1片
・卵1個
・塩小さじ1/3
・胡椒少々
・砂糖少々
・片栗粉大さじ4
・大葉8枚
・大根おろし適量
・醤油
・片栗粉
・油


(1)鯖は缶汁をきり、ほぐす。

(2)木綿豆腐はふきんで包み、水気を絞る。

(3)生椎茸はせん切りにし、生姜は皮をむいてすりおろす。

(4)ボールに(1)〜(3)を入れ、卵、調味料、片栗粉を加えて手で粘りが出るまでよく混ぜ、8等分する。

(5)大葉の裏側に片栗粉を薄くまぶし、(4)のたねをのせます。
(6)揚げ油を中温に熱し、(5)をすべらすように入れ、ときどき返しながらカラッと揚げます。

(7)(6)を器に盛り、大根おろしを添え、醤油少々をかけます。



  

里芋とさつま揚げの煮もの

材料[4人前]

・里芋(正味)300g
・さつま揚げ(ごぼう天)4〜5本
・人参1本
・さやいんげん50g
・塩
・油
・煮汁
(基本だし1.5カップ
 濃口醤油大さじ2
 砂糖大さじ1
 味醂大さじ1
 酒大さじ1
 塩少々)


(1)里芋は皮をむき、食べやすい大きさの乱切りにする。

(2)人参は里芋より小さめの乱切りにする。

(3)いんげんは塩ゆでして3〜4cm長さに切る。

(4)ごぼう天は熱湯をかけて油抜きをし、斜め半分に切る。

(5)鍋に油大さじ1を入れて熱し、里芋と人参を入れて炒め、表面の色が変わったら煮汁を加えごぼう天を入れる。
(6)(5)が煮立ったら火を弱めてふたをし、ときどき鍋返しをしながら12〜13分煮る。
(7)里芋と人参がやわらかく煮えたら、いんげんを加えて煮汁をからめる。




  
鶏笹身とほうれん草のミニ春巻き

 材料[4人前]

・鶏笹身2本
・ほうれん草1束
・干し椎茸3枚
・長葱1/2本
・生姜1片
・春巻きの皮8枚
・レモン1/2個
・サラダ菜
・塩
・小麦粉
・油
・鶏肉下味調味料
(塩
 胡椒少々
・紹興酒または酒大さじ1/2)
・合わせ調味料
(オイスターソース大さじ1
 砂糖小さじ1
 濃口醤油小さじ1
 塩
 胡椒少々
 ごま油小さじ1)


(1)鶏笹身は筋を除き、耐熱皿に並べて塩、胡椒、紹興酒をふり、ラップをして電子レンジ強に3〜4分かけて火を通し冷ます。

(2)ほうれん草は塩ゆでして水にとり、水気を絞って2cm長さに切り、さらにしっかりと絞る。

(3)干し椎茸はもどしてせん切りにする。

(4) 長葱は5cm長さのせん切り、生姜もせん切りにする。
(5)小麦粉大さじ1.5を同量の水で溶いておく。
(6)ボールに調味料を合わせ、ほうれん草と椎茸を入れて軽く混ぜ、笹身を裂きながら加え、さらに長葱、生姜を加えて混ぜ、16等分しておく。

(7)春巻きの皮は三角に半分に切り、底辺を手前において(6)をのせ、両端を折って手前から巻き、皮の端に(5)をつけてとめる。
(8)揚げ油を170℃に熱し、(7)を返しながらきつね色に揚げる。
(9)サラダ菜をあしらって春巻きを盛り、レモンのくし形切りを添える。