このコーナーは鎌倉FMの人気番組「近藤料理長のおすすめメニュー」で紹介されるメニューをお届けするコーナーです。
手軽でおいしいお料理をつくりたい時、毎日のおかずに困った時にご覧ください。

10月のメニュー

 1日(金) 秋茄子の田舎煮
 4日(月) 柿とくらげの白酢和え

 5日(火)

里芋と烏賊の味噌煮
 6日(水) 豚肉と蓮根の中華炒
 7日(木) 秋刀魚の鍋照り焼き
 8日(金) きのこ汁
 11日(月) 吹き寄せおこわ
 12日(火) 豚肉とえのき茸の明太子炒め
 13日(水) 鰯と野菜のおろし酢
 14日(木) 鶏手羽先の香味揚げ
 15日(金) 秋刀魚と大根のピリカラ煮
 18日(月) きのこのガーリックバターご飯
 19日(火) 厚揚げの肉味噌掛け
 20日(水) 鶏肉と栗のうま煮
 21日(木) 小松菜と干し海老の炒め物
 22日(金) 海老と舞茸の天婦羅丼
 25日(月) 小蕪の胡桃味噌掛け
 26日(火) 焼き鯖の炊き込みご飯
 27日(水) 鶏肉とさつま芋の炒めもの
 28日(木) 裏白椎茸とほうれん草の焚き合わせ
 29日(金) 牛肉と秋野菜の治部煮風


近藤料理長のプロフィール

1959年京都生まれ。
京都で京料理の店で修行し、86年に鎌倉に会員制ホテルの京料理店料理長として就任。その後独立し「日文」を開店しました。
「日文」では食べた人から喜んでもらえる料理作りを日ごろから心がけ、化学調味料は一切使わず素材を生かした料理を作り続けています。
また京都に京料理があるように鎌倉にも鎌倉料理があってもいいと考え「新鎌倉料理」の創作に意欲を燃やしています。
鎌倉では鎌倉FMの番組「近藤料理長の今日のおすすめメニュー」でみんなに親しまれています。

近藤料理長へのメールはこちらまで
motohito@fsinet.or.jp



  

秋茄子の田舎煮

 材料[4人前]

・ 茄子8本
・蒟蒻1枚
・煮干し20g
・だし昆布10cm
・鷹の爪1本
・煮汁
(基本だし3カップ
 砂糖大さじ1
 味醂大さじ2
 薄口醤油大さじ2
 塩小さじ1/2)
 
 


(1)茄子はへたを落とし、上下を2cmづつ残して縦に5mm幅で浅く切り目を入れる。

(2)(1)の茄子は薄い塩水に浸けてアクを取り、水気をふき取る。

(3)蒟蒻は1cm厚さに切り、真ん中に切り目を入れて片端をくぐらせて手綱にし、塩もみしてから一度下茹でしておく。

(4)煮干しは頭と腹を取り、半分に割っておく。

(5)出汁昆布は細く切っておく。

(6)鍋に煮汁を煮立て、(3)の蒟蒻、種を取った鷹の爪を加え、(4)、(5)も入れて煮る。煮立ったら、(2)の茄子を入れて落とし蓋をして15分位煮る。

(7)(6)は一度鍋返しをして、調味したら火を止めてこのまま冷まして味を含ませる。



  

柿とくらげの白酢和え

 材料[4人前]

・柿(固いもの)1個
・塩くらげ80g
・占地茸1パック
・鞘いんげん50g
・淡口醤油小さじ1/3
・塩
・酢
・白酢
(木綿豆腐 1/2丁
 煎り胡麻大さじ3
 砂糖大さじ1.5
 塩小さじ1/2
 酢大さじ1


(1)塩くらげは洗い、薄い塩水につけて塩抜きする。

(2)占地茸は石づきを削りとって小房にほぐし、いんげんは筋をとる。

(3)鍋にたっぷりの熱湯を用意する。

(4)ボールに水2カップとくらげを入れ、熱湯を玉じゃくしに6〜7杯分混ぜながら加え、くらげがチリチリと縮んだら、ザルにあげて水をかける。

(5)(4)のくらげの水気をきって3cm長さに切り、酢少々をからめる。

(6)残りの熱湯に塩少々を加え、まず豆腐を3〜4つにちぎって入れ、浮いてきたらザルにとる。

(7)次に占地茸をさっとゆでて水気をきり、淡口醤油をからめる。いんげんも入れて色よくゆで、2cm長さに切り、塩少々をふって冷ます。

(8)柿は皮をむいて4つ割にし、種を除いて短冊切りにし、立塩(水1カップに塩小さじ1強)につけてしんなりさせたのち、水気をとる。

(9)すり鉢で煎り胡麻をよくすり、豆腐、砂糖、塩、酢の順に加えてなめらかにすり混ぜる。

(10)(9)の白酢で(5)、(7)、(8)を和えて器に盛る。



  

里芋と烏賊の味噌煮

 材料[4人前]

・里芋12個
・するめ烏賊1杯
・人参1本
・蒟蒻1枚
・長葱1本
・生姜1片
・基本だし1.5カップ
・酒大さじ2
・薄口醤油大さじ1
・合わせ味噌
(信州味噌大さじ3
 砂糖大さじ2
 基本だし大さじ2)


(1)里芋はきれいに洗って天地を切り、耐熱の食器に並べて酒少々振る。

(2)(1)をラップで覆って電子レンジで10分位加熱し、熱いうちに皮を剥き1cm厚さの輪切りにする。

(3)人参は皮を剥いて5mm厚さの輪切りにする。

(4)蒟蒻は一口大にちぎって塩もみし、下茹でする。

(5)長葱は1cm長さのぶつ切りにする。

(6)生姜は皮を剥いて千切りにする。

(7)烏賊は足とともに腸を抜き、水洗いして輪切りにする。

(8)足は腸を取って、2本づづに切り分け、吸盤はそぎ取る。

(9)合わせ味噌を合わしておく。
 

(10)鍋に薄口醤油、酒、生姜の千切りを煮立て、(7)、(8)の烏賊をさっと煮て取り出す。そこへ基本だしを加えて人参、蒟蒻、長葱、里芋を加えてやわらかくなるまで煮る。
 

(11)野菜が柔らかくなったら(9)の合わせ味噌を加え、最後に烏賊を戻して味を絡める。
 

(12)器に盛り、天盛りに生姜を乗せる。



  

豚肉と蓮根の中華炒め

 材料[4人前]

・豚肉(薄切り)150g
・蓮根200g
・人参50g
・ピーマン2個
・木耳3g
・生姜1片
・にんにく1片
・豆板醤小さじ1
・酢大さじ1
・胡麻油大さじ1
・塩
・胡椒
・豚肉下味調味料
(塩小さじ1/4
 胡椒少々
 酒大さじ1
 片栗粉大さじ1/2)
・合わせ調味料
(スープ大さじ3
 濃い口醤油大さじ2
 砂糖小さじ1
 塩
 胡椒少々)


(1)豚肉は一口大に切り、下味調味料を絡め片栗粉をまぶしておく。

(2)蓮根は皮を剥いて3mm位の厚みの薄切りにし、水に晒す。

(3)人参は皮を剥いて半月の薄切りにする。

(4)(2)、(3)をそれぞれ一度下茹でする。

(5)ピーマンはへたと種を取って3cm角に切る。

(6)木耳は戻して石づきを取り、食べやすい大きさに切る。

(7)生姜とにんにくは皮を剥いて叩いてつぶしておく。

(8)合わせ調味料はボールで合わせておく。

(9)中華鍋にサラダ油大さじ2を熱して、(5)のピーマン、(6)の木耳を炒めて取り出しておく。

(10)(9)にサラダ油少々足して、(7)のにんにくと生姜を炒め、豆板醤を入れたら豚肉を加えて炒める。

(11)豚肉の色が変わったら、蓮根を炒め、合わせ調味料を入れてから(9)を戻して炒め合わせ、最後に酢、胡麻油を加えて仕上げる。



  

秋刀魚の鍋照り焼き

 材料[4人前]

・秋刀魚4尾
・サラダ油
・片栗粉適量
・秋刀魚の下味調味料
(塩
 酒
 生姜汁各少々)
・合わせ調味料
(濃い口醤油大さじ3
 味醂大さじ3
 砂糖大さじ2
 基本だし大さじ2)
・黄菊1パック
・塩
・酢各少々
・甘酢
(酢大さじ1
 水大さじ2
 砂糖大さじ1
 塩少々)


(1)秋刀魚はウロコ、頭、腹ワタを除き、きれいに洗って水気を拭く。

(2)中骨の上に指を入れて片身をはずし、骨をとりながら開き腹骨をそぎとる。

(3)秋刀魚に軽く塩をふり、生姜汁、酒をふりかけて10分位おく。

(4)合わせ調味料の材料を混ぜ合わせる。

(5)秋刀魚の水気をふいて片栗粉をまぶす。

(6)秋刀魚をやや多めの油で両面から焼き、余分な油をペーパータオルでふき、(4)を加えて煮立て、秋刀魚にからめて火を通す。

(7)黄菊の花びらはむしって塩、酢各少々を加えた熱湯の中でひと混ぜし、水気をきり、甘酢であえる。

(8)(6)を器に盛り、(7)を添える。



  

きのこ汁

 材料[4人前]

・鶏もも肉250g
・きのこ
(占地茸
 生椎茸
 えのき茸
 平茸
 なめこ等)400g
・生姜の搾り汁または柚子の皮適量
・塩少々
・煮汁
(基本だし6カップ
 酒大さじ2
 濃い口醤油大さじ1/2
 塩小さじ1.5)


(1)鶏肉は2cm角大に切って塩少々をふり、ザルに並べて熱湯をかける。

(2)きのこはそれぞれ石づきをとり、食べやすい大きさにほぐす。生椎茸などは大きいものは、薄切りにする。

(3)鍋に基本だしと鶏肉を入れて煮立て、アクをていねいにすくいとり、約15分やわらかく煮る。

(4)(3)にきのこ類を加え、調味料を加えて味をととのえる。

(5)椀に盛って吸い口に生姜のしぼり汁、または柚子の皮を添える。



  

吹き寄せおこわ

 材料[4人前]

・もち米3合
・水480cc
・味醂大さじ2
・塩小さじ1.5
・だし昆布5cm
・海老8〜10尾
・人参1/2本
・占地茸1パック
・栗の甘煮6個
・銀杏20個
・海老下味調味料
(味醂大さじ1
 塩小さじ1/3
 油小さじ1/2)
・人参
・占地茸下味調味料
(味醂大さじ1
 淡口醤油小さじ1
 塩小さじ1/4
 サラダ油小さじ1/2)


(1)もち米は洗ってたっぷりの水に30分つけたのち、ザルに上げて水気をきる。

(2)海老は背ワタをとって耐熱皿にのせ、下味調味料をからめてラップをかけ、電子レンジ強に約3分かけて火を通す。そのまま冷まして殻をむき、大きいものはぶつ切りにします。

(3)人参は3mm厚さの輪切りにし、もみじ型で抜き、占地茸は石づきをとって小房に分ける。

(4)(3)をともに耐熱皿にのせ、下味調味料をふり、ラップをかけて、電子レンジ強に3〜4分かけて火を通し、汁気をきる。

(5)栗の甘煮は熱湯をかけてシロップをとり、食べやすく切る。

(6)銀杏は殻を割り、ゆでて薄皮をむく。

(7)鍋に分量の水、味醂、塩、昆布を入れて火にかけ、煮立ったら昆布をとり出し、(1)のもち米を加え、混ぜながら水分を吸わせる。

(8)水分がなくなったら、蒸気が上がった蒸し器(蒸し用ふきんを敷く)に平均に広げて入れ、中心をくぼませて中心で約15分蒸す。

(9)(8)が蒸し上がったら(2)、(4)、(5)、(6)を加えて混ぜ合わせ、器に盛る。



  

豚肉とえのき茸の明太子炒め

 材料[4人前]

・豚薄切り肉150g
・えのき茸2袋
・万能ねぎ1束
・辛子明太子1/2腹
・酒大さじ1
・濃い口醤油少々
・サラダ油大さじ1
・豚肉下味調味料
(塩
 胡椒少々
 酒大さじ1
 片栗粉大さじ1/2
 サラダ油大さじ1/2)


(1)豚肉は細切りにし、塩、胡椒、酒をまぶしつけ、片栗粉を加えてもみ込み、油をふりかけてさっと混ぜる。

(2)えのき茸は石づきを取り、長さを半分に切ってバラバラにほぐす。

(3)万能ねぎは根を切り落とし、3〜4cm長さに切る。

(4)明太子は皮に切り目を入れて中身をしごき出し、酒を混ぜてのばしておく。

(5)鍋を熱して油入れ、油がぬるいうちに豚肉を入れて炒め、ほぐれたら強火にし、えのき茸、万能ねぎを加えて炒め合わせ、明太子を加えてざっと炒める。

(6)(5)に醤油を鍋肌から入れ(明太子の塩味にあわせて加減する)、ざっと混ぜる。




  

鰯と野菜のおろし酢

 材料[4人前]

・鰯4〜8尾
・キャベツ3枚
・人参1/2本
・にら1束
・もやし150g
・塩少々
・サラダ油大さじ3
・小麦粉適量
・鰯の下味調味料
(塩
 胡椒各少々
 生姜汁小さじ1) ・おろし酢
(大根おろし1カップ
 ポン酢1/2カップ
 基本だし大さじ2〜3)


(1)鰯は頭、腹ワタを除いて洗い、水気をふいて手開きにし、中骨をはずし、下味調味料をまぶす。

(2)キャベツ、人参は細切りにし、にらは3〜4cm長さに切り、もやしはひげ根をとる。

(3)塩少々を加えた熱湯に、固い野菜から順に加えて、歯ざわりよくゆで上げる。

(4)ポン酢にだし汁を合わせて割る。

(5)フライパンにサラダ油を熱し、鰯の水気をふき、小麦粉をまぶして入れ、両面色よく焼いて火を通す。

(6)器に(3)の野菜を敷き、(5)をのせて大根おろしと(4)をかける。



  

鶏手羽先の香味揚げ

 材料[4人前]

・鶏手羽先12本
・酒大さじ2
・塩小さじ1.5
・粉山椒小さじ1
・柚子の皮のすりおろし1個分
・サラダ油
・蓮根50g
・酢少々
・片栗粉適量
・塩少々


(1)鶏手羽先は酒をふってもみ、水気をふきとってから塩、粉山椒、おろした柚子の皮をまぶし約10分おく。

(2)蓮根はごく細切りにし、酢少々を加えた水にさらし水洗いして水気をふき、しばらく乾かしておく。

(3)揚げ油を160〜170℃にし(2)に片栗粉を薄くまぶしてゆっくりと火を通し、油の温度を180℃に上げてカリッと揚げ、塩少々をふる。

(4)手羽先に片栗粉を薄くまぶし170℃の揚げ油で火を通し、次に180℃に上げてカラッときつね色に揚げる。

(5)器に(4)を盛り好みで粉山椒をふり、蓮根チップスを散らす。



  

秋刀魚と大根のピリカラ煮

 材料[4人前]

・秋刀魚4匹
・大根1/2本
・長葱1/2本
・生姜1片
・青唐4本
・鷹の爪1本
・酒大さじ2
・合わせタレ
(にんにくのみじん切り小さじ1
 長葱のみじん切り1/2本
 粉辛子少々
 当たり胡麻大さじ1
 濃い口醤油大さじ1
 砂糖大さじ2
 信州味噌大さじ3)


(1)秋刀魚は頭と尾、腸を取り除いてよく洗い、水気をふき取って3つに切る。

(2)合わせタレを合わせ、(1)の秋刀魚にまぶす。

(3)大根は皮を剥き、8mm位の厚さの半月切りにする。

(4)長葱は1cm長さのぶつきり。青唐は種を取って千切り。生姜は皮を剥いて千切りにする。

(5)鍋に(3)の大根を敷き、水1カップを加えて5〜6分煮る。

(6)(5)に酒をふり、大根の上に(4)の長葱を乗せ、(1)の秋刀魚を並べて浸け汁をかけ、(4)の生姜と青唐を散らし落とし蓋をし、途中で煮汁を掬ってかけながら中火で15分位煮る。

(7)器に盛り、煮汁をたっぷりとかける。



  

きのこのガーリックバターご飯

 材料[4人前]

・米3合
・スープの素小さじ1
・海老150g
・占地茸100g
・舞茸100g
・にんにく1片
・松の実大さじ2
・塩小さじ1
・濃い口醤油小さじ1
・胡椒少々
・パルメザンチーズ適量
・パセリのみじん切り大さじ2
・バター大さじ2

(1)米は洗って炊飯器に入れ、普通の水加減をしてから大さじ1を減らし、30分おいてスープの素を混ぜ、スイッチを入れる。

(2)海老は殻と背ワタをとり、大きいものは2つに切る。

(3)占地茸は石づきをとって小房にほぐし、舞茸も小房にほぐす。

(4)にんにくはみじん切りにする。

(5)フライパンにバターを熱し、にんにくと松の実を炒め、香りが立ったら海老、占地茸、舞茸を入れてさっと炒め、塩、醤油、胡椒で味つけする。

(6)(1)の炊飯器から蒸気が上がったら(5)をのせて炊き上げる。



  

厚揚げの肉味噌掛け

 材料[4人前]

・厚揚げ2枚
・長葱1本
・レタス適量
・サラダ油大さじ1
・ 肉味噌
(豚挽肉150g
 干し椎茸4枚
 生姜1片
 赤味噌大さじ2
 砂糖小さじ1
 酒大さじ2
 椎茸の戻し汁1/2カップ)


(1)厚揚げは1cm厚さに切る。

(2)干し椎茸は戻してから、軸を取って微塵切りにする。戻し汁はペーパータオルでこしておく。

(3)長葱は4cm長さに切り、開いて縦に千切りにする。芯の部分は微塵切りにしておく。

(4)レタスは一枚づつ外して水に浸けてしゃきっとさせておく。

(5)中華鍋にサラダ油を熱し挽肉を炒め、ほぐれたら葱の芯、生姜、椎茸を加えて炒め、調味料と椎茸の戻し汁を加えて汁気がなくなるまで煮る。

(6)フライパンで厚揚げを両面こんがりと焼く。

(7)器にレタスを敷いて(6)の厚揚げを並べ、(5)の肉味噌を上からたっぷりとかける。



  

鶏肉と栗のうま煮

 材料[4人前]

・鶏もも肉2枚
・栗12個
・銀杏20個
・干し椎茸5枚
・うずら卵12個
・サラダ油
・胡麻油
・煮汁
(椎茸の戻し汁1.5カップ
 水1カップ
 チキンスープの素1個
 酒大さじ1
 濃い口醤油大さじ1
 砂糖大さじ1)


(1)鶏もも肉は一口大のそぎきりにして、濃い口醤油を大さじ1杯絡めておく。

(2)栗は一晩水に浸けて、鬼皮、渋皮を剥く。銀杏も渋皮を剥いておく。

(3)干し椎茸は戻して軸を切り、2つに切る。戻し汁は濾しておく。

(4)うずら卵は茹でて殻を剥き、濃い口醤油をまぶしておく。

(5)サラダ油を180度に熱し、(1)の鶏肉を揚げる。続いて(4)のうずら卵を揚げ、最後に栗、銀杏を油通しする。

(6)鍋に椎茸と(5)の材料を入れ、煮汁を加えて栗が柔らかくなるまで煮る。

(7)味を調えたら、好みで胡麻油を落とす。



  

小松菜と干し海老の炒め物

 材料[4人前]

・小松菜400g
・干し海老20g
・生姜1片
・塩小さじ1/2
・胡椒少々
・酒大さじ1
・サラダ油大さじ2


(1)小松菜は根元をよく洗い、長さを半分に切って葉先と葉元に分けておく。

(2)干し海老はさっと洗い、かぶるくらいのぬるま湯に15分位浸けて戻す。戻し汁は濾して大さじ3杯分を取っておく。

(3)生姜は皮を剥いて千切りにする。

(4)中華鍋をよく焼いて油をならし、サラダ油大さじ2を熱し、(3)の生姜、(2)の干し海老を入れて炒める。

(5)香りが立ったら小松菜の葉元を入れてく炒め、葉先を乗せ、海老の戻し汁を入れて蓋をする。

(6)(5)が、30秒位たったら、蓋を開けて一混ぜし、塩、胡椒、酒を加えて再び蓋をする。

(7)(6)が30秒位たったら、すぐに器に盛りつける。



  

海老と舞茸の天婦羅丼

 材料[4人前]

・海老12匹
・舞茸1パック
・春菊適量
・三つ葉適量
・大根おろし1カップ分
・ポン酢大さじ6
・御飯茶碗4杯分
・サラダ油
・衣
(玉子1個
 冷水1/2カップ
 小麦粉1/3カップ
 塩少々)


(1)海老は殻を剥いて背腸を取り、薄い塩水で洗って水気をふき取っておく。

(2)舞茸は石づきを取り、小さな房にほぐしておく。

(3)春菊は葉だけを摘んでおく。三つ葉は結んでおく。

(4)衣を合わせてさっくりと混ぜ合わせる。

(5)(1)、(2)、(3)をそれぞれに軽く小麦粉をつけて一つずつ揚げる。

(6)御飯をお茶碗に半分盛り、(5)を適当に散らし、残りの御飯を乗せて(5)を散らす。さらに大根おろしを乗せて、ポン酢をかけていただく。



  

小蕪の胡桃味噌掛け

 材料[4人前]

・小蕪菁4個
・基本だし3カップ
・だし昆布4cm長さ1枚
・味醂大さじ1
・淡口醤油少々
・胡桃味噌
(白味噌1カップ
 酒1/3カップ
 剥き胡桃100g)


(1)小蕪菁は天地を切って、皮を厚めに六角形に剥き、皿に並べて強火で竹串が 通る位まで(15分位)蒸す。

(2)(1)の蕪菁を鍋に並べて基本だしを張り、更にだし昆布を入れて柔らかくなる まで弱火で煮る。柔らかくなったら調味料を加え薄く味付けする。

(3)胡桃はフライパンで、焦がさないように煎りつける。

(4)(3)の胡桃はスリ鉢で油が出る位までスリ潰す。

(5)白味噌は鍋に入れて酒を加えてのばし、火にかけてもとの固さまで練り込む。

(6)(5)の味噌に(4)の胡桃を交ぜ合わせ胡桃味噌とする。

(7)熱々の小蕪菁に(6)の胡桃味噌をたっぷりと掛け、湯掻いた蕪菁の葉を添える。



  

焼き鯖の炊き込みご飯

 材料[4人前]

・米3カップ
・基本だし3カップ
・酒大さじ2
・塩小さじ1/2
・濃い口醤油大さじ2
・味醂小さじ1
・干し椎茸3枚
・人参30g
・牛蒡100g
・生姜1片
・鯖150g
・薄揚げ1枚


(1)干し椎茸は戻して千切りにする。

(2)人参、生姜は皮を剥いて千切りにする。

(3)牛蒡は笹掻きにして水に晒して、下茹でする。

(4)米は常の通り研いで、水に浸しておく。

(5)鯖は塩をして、強めに焼いてから、骨を取り除き、粗くほぐしておく。

(6)薄揚げは千切りにする。

(7)炊飯器にお米を入れ、出汁、調味料を加え、干し椎茸、人参、牛蒡、薄揚げ、(5)の鯖を入れて焚く。

(8)炊き上がったら軽く混ぜる。



  

鶏肉とさつま芋の炒めもの

 材料[4人前]

・鶏もも肉1枚
・さつま芋1本
・絹さや10枚
・長ねぎ1/2本
・生姜1片
・にんにく1片
・豆板醤小さじ1
・サラダ油
・鶏肉下味調味料
(塩小さじ1/2
 酒大さじ1/2
 片栗粉大さじ2)
・合わせ調味料
(濃口醤油大さじ1
 オイスターソース大さじ1
 砂糖大さじ1/2
 スープの素小さじ1/2
 水1/2カップ
 片栗粉小さじ1)


(1)鶏もも肉は厚みに切り目を入れ観音開きにし、筋切りして1.5〜2cm角に切り、下味調味料をよくもみ込んだあと片栗粉を混ぜる。

(2)さつま芋は皮つきのまま洗い、縦に1cm位の棒状に切り、1cm厚さの斜め切りにする。

(3)長ねぎは斜めに1cm幅に切り、生姜、にんにくは薄切りにする。

(4)合わせ調味料を混ぜておく。

(5)中華鍋に揚げ油を用意し、中温より低めの油でさつま芋を揚げ、だいたい火が通ったら火を止め、鶏肉をほぐしながら加える。強火にして肉に火を通し、斜め切りにした絹さやを加えてひと混ぜし、油きりをする。

(6)別の中華鍋に豆板醤、ねぎ、生姜、にんにくを入れて炒め香りを出し、合わせ調味料を加えて煮立て、とろみがついたら(5)を戻し入れてひと煮立ちさせる。

  

裏白椎茸とほうれん草の焚き合わせ

 材料[4人前]

・生椎茸12個
・すり身200g
・ほうれん草1/2束
・卵白1個分
・酒大さじ1
・片栗粉小さじ2
・塩少々
・サラダ油
・煮汁
(基本だし1カップ
・醤油
 砂糖大さじ2
 味醂大さじ1
 薄口醤油大さじ2
 塩少々)


(1)生椎茸は軸を取り、表面を拭いてから、裏側に片栗粉を振る。

(2)すり鉢ですり身に酒、片栗粉、塩少々加えて良く摺り合わせる。

(3)(1)の椎茸の裏側に(2)のすり身を小高く塗りつけ、170度に熱したサラダ油で揚げる。

(4)ほうれん草は根元を良く洗って、塩少々加えた熱湯で根元のほうから茹で、冷水に取ってからしばらく水に晒す。

(5)(4)のほうれん草は水気を絞って4cm位のざく切りにしておく。

(6)鍋に煮汁を合わせて煮たてたら、(3)の椎茸を入れてさっと煮、(5)のほうれん草を加えて一煮立ちしたら火を止めて器に盛りつける。



  

牛肉と秋野菜の治部煮風

材料[4人前]

・牛薄切り肉 80g
・里芋3〜4個
・蕪2個
・人参1/2本
・生椎茸8枚
・粟麩1/3本
・小麦粉1/3カップ
・塩少々
・小麦粉適量
・濃い口醤油小さじ1
・おろし山葵適量
・煮汁
(基本だし4カップ
 酒大さじ1
 味醂大さじ3
 濃口醤油大さじ2.5
 塩小さじ2/3)


(1)まず、さらし小麦粉を作る。大きめのボールに小麦粉を入れ、たっぷりの水(約5倍)を加え、よく溶いてしばらくおき、小麦粉が沈殿したら上澄みを捨てる。水をかえて再度くり返し、アクをとる。

(2)牛肉は一口大に切り、塩をふる。

(3)里芋は皮をむいて8mmの輪切りにし、塩をまぶしてもみ、水洗いしてぬめりをとる。

(4)蕪は茎を1〜2cm残して葉を切り、皮をむいて縦4〜6等分に切る。蕪の茎少々は小口切りにする。

(5)人参は皮をむいて2〜3mm厚さにし、もみじ型で抜く。

(6)生椎茸は軸をとって飾り切りにする。

(7)粟麩は食べやすい大きさに切る。

(8)鍋に基本だしと(3)〜(5)を入れてふたをして火にかけ、煮立ったら弱火にして5〜6分煮、調味料と(6)、(7)を加えさらに野菜がやわらかくなるまで7〜8分煮る。

(9)牛肉に小麦粉を薄くまぶして(8)に1枚ずつ入れ、火が通ったら蕪の茎を加え、(1)を混ぜて少しずつ流し入れてとじ、醤油を加える。

(10)(9)を器に盛り山葵を添える。