ウェブのアクセシビリティを研究するための情報源

このサイトでは、ウェブのアクセシビリティを研究する上で有用な情報源としていくつかのサイトと書籍をご紹介します。
ウェブサイトは、公的な情報源を中心に、ごく基本的なものについて、簡単な説明文と共に記述しました。書籍は一般の書店で入手可能なものを取り上げました。

ウェブサイトの情報源

みんなが使えるホームページの作り方
(http://www2.nict.go.jp/ts/barrierfree/accessibility/minna/)
情報通信分野の研究開発や通信・放送事業に関する各種支援などを行う総務省の認可法人「通信・放送機構」がまとめたウェブアクセシビリティ12のポイントが紹介されています。コンパクトにまとめられているのでわかりやすいです。
みんなのウェブ
(http://www2.nict.go.jp/ts/barrierfree/accessibility/ )
ウェブアクセシビリティ実証実験事務局によるアクセシビリティ実証実験のウェブサイトです。ウェブアクセシビリティについて簡潔な説明が記述されているほか、国や地方公共団体の活動状況を知ることができます。また、ホームページの問題点を点検し修正を支援するソフトウェア「ウェブヘルパー」を配布しています。
富士通ウェブ・アクセシビリティ指針
(http://jp.fujitsu.com/webaccessibility/)
富士通が独自に策定したガイドラインですが、W3Cのガイドラインなども参考にして優先度も付けられており、一般的で参考にしやすい整理された指針が提示されています。
情報技術標準化研究センター(INSTAC)
(http://www.jsa.or.jp/domestic/instac/index.htm)
ウェブ・アクセシビリティのJIS化を作成作業中の団体のサイトです。「報告書の公開」のコーナーで『平成13年度経済産業省委託報技術分野共通及びソフトウェア製品のアクセシビリティの向上に関する標準化調査研究成果報告書。』を配布しています。
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書籍の情報源

『ウェブ・アクセシビリティ すべての人に優しいウェブ・デザイン』
(Michael G. Paciello 著 ソシオメディア株式会社 監訳 株式会社アスキー 発行 2002-6-21初版)
アクセシビリティに関するさまざまな規準を紹介すると同時に、現実にサイトを製作する際の評価・検証の方法や、オーサリングツールの利用方法も紹介されています。発表からやや時間が経ってしまったため陳腐化している情報もありますが、海外の情報源がきちんと紹介されているのでアクセシビリティに関する最新の情報を追いかける際には非常に役に立つと思います。
『ウェブ・ユーザビリティ&アクセシビリティ・ガイドライン 誰もが使いやすく、アクセスしやすいウェブサイトをデザインするための80の指針』
(石田優子 著 ソシオメディア株式会社 協力 株式会社毎日コミュニケーションズ 発行 2003-4-24初版)
ユーザビリティとアクセシビリティについてまとめて書かれた本ですが、項目ごとに2ページ程度にまとめられているので、作業しながら修正をしていく際は非常に分かりやすいです。また、1.0ですがW3C/WAIのウェブ・アクセシビリティ・ガイドラインの日本語訳が載っています。
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